2024年7月26日最上川流域の洪水
概要
2024年7月26日未明から朝にかけて、最上川中流部で洪水が発生しました。
2024年7月26日未明から朝にかけて、最上川中流部で洪水が発生しました。
2024 年7 ⽉12 ⽇早朝に松⼭市緑町で泥流が発⽣しました。
2023年10月9日午前6時25分頃に鳥島近海で津波が観測され、気象庁は伊豆諸島 小笠原諸島などに津波注意報を発表しました。
2023年6月12~21日、斜面未災学研究センターの王功輝教授は、イスタンブール工科大学のTolga Görüm准教授とトゥエンテ大学・国際地理情報科学及び地球観測研究所のHakan Tanyas助教の協力のもとで、2023年2月6日にトルコ南部で発生した地震による斜面災害の現地調査を行いました。
調査内容についての詳細な分析は進行中ですが、発生した斜面災害は以下の五つに大別されることが判明しました。具体的には、
さらに、2つの大規模な地すべりに対して、地すべりの内外に複数の地震計を設置し、余震の観測を行いました。10日間の地震観測期間中、Mw1.0 ~ Mw4.7の余震を1000個以上記録することができました。これらの余震観測データを用いて、地すべり地の震動特性を調査する予定です。
7月10日、九州北部各地で線状降水帯が発生し、記録的な豪雨となりました。九州北部各地において河川の氾濫や土砂災害が相次ぎました。
石川県能登地方(珠洲市付近)では2018年頃から地震(地殻内)が増加傾向で、2020 年12月から地震活動が活発で、2023年5月頃からさらに活発となり、震度6強~震度1の地震を多数観測しています。[気象庁HPより]
2022年10月29日の夜、ハロウィーンでにぎわう梨泰院にて群集事故が発生しました。死者は158名、多くが20代から30代の若者であり、女性の死者は100名以上、負傷者は約200名の大惨事となりました。
アイスランドのメラダリール渓谷にあるファグラダルスフィヤル火山が2022年8月3日に強い溶岩噴火を開始しました。
2022年3月16日23時36分頃に福島県沖を震源とするMj7.4の地震が発生しました。震源深さは57kmと推定されています。
2022年1月15日13時15分頃(UTC 同日04時15分頃)、トンガの火山フンガ・トンガ=フンガ・ハアパイ火山で非常に大規模な噴火が発生しました。日本でも津波警報が発表され、最大1mを超える津波が観測されました。
鹿児島大学地震火山地域防災センター・南西島弧地震火山観測所と京都大学防災研究所宮崎観測所は、2021 年4 月9 日23 時台から始まり、最大震度4を複数回観測するなど、顕著な地震活動が生じたトカラ列島近海において、緊急の海底地震観測を開始しました。大学や気象庁の付近の島嶼域地震観測点が北東-南西方向に概ね直線上に配列するため、陸域のデータのみの解析では震源位置の精度が悪くなっており、今回の観測によって島嶼域の陸上地震観測点のみのデータ解析では限界のある震源位置の精度(緯経度、深さの精度)を有意に改善し、今回の群発地震活動の発生領域の把握や発生原因の検討、地域社会への情報発信に不可欠な基礎資料を収集します。海底地震計の設置は、長崎大学水産学部練習船「長崎丸」第67次航海(教育関係共同利用拠点制度に基づく)にて実施され、2021年4月17日22時台に設置が完了し、同日23時より観測を開始しました。設置された海底地震計は、2021年6月~7月の間で回収を予定しており、回収後に鹿児島大学や気象庁の陸上地震観測点との併合処理を実施します。
2021年2月13日 23時08分頃に福島県沖を震源とするMj7.3の地震が発生しました。震源深さは約60kmと推定されています。
2020年9月に発生し、日本に接近後に朝鮮半島に上陸しました。一時は「大型で非常に強い」台風となったことから過去最強クラスと言われましたが、実際に日本に接近した際には予想よりも勢力が落ちました。
2020年7月3日から4日にかけて九州南部で記録的な大雨となり、4日朝に熊本県と鹿児島県に大雨特別警報が発令されました。その後も九州北部でも記録的な大雨となり、6日夕方に福岡県、佐賀県、長崎県に大雨特別警報が発令されました。浸水や土砂崩れなどの広範囲で被害が出ており、熊本県の球磨川では複数箇所で氾濫が起こりました。
飛騨山脈南部の奥飛騨温泉郷および上高地の周辺において、2020年4月22日のMj3.8の地震(最大震度3)から始まる群発地震活動が継続しています。2020年5月末現在までの最大地震は2020年4月23日13時44分に上高地で発生したMj5.5の地震で、この地震では最大震度4を記録しました。その後もMj5.0を超える地震が4個発生しています。
京都大学防災研究所・上宝観測所は、1970年代後半以来、飛騨山脈を含む中部地方中北部で地震活動等の地殻活動の研究観測を続けています。
以下のURLにて、2020年5月末日現在進行中の地震活動とこの地域の過去の地震活動の比較を紹介します。
2019年(令和元年)9月5日に発生した台風。関東地方に上陸したものとしては観測史上最強クラスの勢力で9月9日に上陸し、千葉県を中心に甚大な被害を出しました。
2019 年 10 月 6 日 3 時(日本時間,以下同様)にマリアナ諸島東海上で発生した年台風 19 号ハギビス(Hagibis)は,10 月 7 日 19 時までに大型で「猛烈な」台風へと発達し、小笠原諸島沿いを北上して,10 月 12 日 19 時前に静岡県伊豆半島へと上陸しました。
台風に先行した降雨および台風本体の雨雲により、千曲川上流部となる長野県東部において記録的な大雨が生じたほか、関東地方や甲信地方、東北地方などで記録的な大雨となり、甚大な被害をもたらしました。
2019年7月18日に京都アニメーション第一スタジオで発生した放火火災により、建物が全焼し多数の死傷者が発生しました。京都大学防災研究所は情報収集と現地確認を行うとともに建物内部の煙流動解析を実施して火災の分析を行っています。
なお、分析にあたっては、日本建築学会近畿支部防災計画部会の委員の方々から、各種情報の解釈や煙流動解析の入力データ作成に関して助言を頂きました。
本火災によりお亡くなりになられた⽅々に哀悼の意を表し、御遺族の皆様にお悔やみ申し上げます。また、負傷された皆様の御回復をお祈りいたします。
2019年6月18日22:22頃に、山形県沖でマグニチュード6.7(暫定値)の地震が発生しました。新潟県村上市で震度6強、山形県鶴岡市で震度6弱を観測したほか、北海道から中部地方にかけて震度5強~1を観測しました。
京都大学防災研究所は2017年8月より南九州の活火山(霧島山、桜島、薩摩硫黄島、口永良部島、諏訪之瀬島)を対象に小型Xバンドマルチパラメータレーダによる観測を実施しています。
2018年12月18日の口永良部島噴火の噴煙を観測しました。詳細はリンク先をご覧ください。
2018年9月6日3時7分に、北海道胆振地方中東部を震源として発生した地震。地震の規模はMj 6.7、震源の深さは37 km。最大震度は震度7。死傷者および建物損壊に加えて、土砂崩れ、液状化現象、大規模停電などの被害を引き起こしました。
2018年8月28日に発生し、9月4日に日本に上陸した台風。「非常に強い」勢力で日本に上陸し、特に近畿地方を中心に大きな被害を出しました。
2018年6月28日から7月8日にかけて、台風第7号及び前線の影響により、日本付近に暖かく非常に湿った空気が供給され続け、西日本を中心に全国的に広い範囲で記録的な大雨となりました。この豪雨により、河川の氾濫、浸水害、土砂災害等が発生し、死者、行方不明者が多数となる甚大な災害となり、全国各地で断水や電話の不通等ライフラインに被害が発生したほか、鉄道の運休等の交通障害が発生しました。
2018年6月18日7時58分頃、大阪府高槻市南部を震源とするM6.1(気象庁暫定値)の地震が発生しました。
震源は、有馬−高槻構造線と生駒断層・枚方撓曲の北端部が交差する付近、深さ13kmと推定されています。
4 月11 日午前3 時40 分頃、大分県中津市耶馬渓町金吉にて斜面崩落が発生しました。
2018年4月9日1時32分頃、島根県西部の深さ約12kmを震源とする地震がありました。気象庁によればマグニチュードは6.1(暫定値)です。
2018年3月1日、宮崎・鹿児島県境にある霧島連山・新燃岳が噴火しました。地震予知研究センターの宮崎観測所が管理する鹿児島県湧水町に設置された伊佐観測坑道の伸縮計(新燃岳から北西に約18km)において、2018年3月1日より始まった噴火に関連したひずみ変化が観測されています。
2016年8月中旬から下旬にかけて、北海道には3つの台風が上陸し、豪雨災害をもたらしました。
2012年5月6日正午頃、北関東の広い範囲で複数の竜巻が発生し、茨城県、栃木県、福島県を含む広範囲にわたり、甚大な被害をもたらしました。
2017年7 月 5 日から 6 日にかけて、対馬海峡付近に停滞した梅雨前線に向かって暖かく非常に湿った空気が流れ込んだ影響等により、線状降水帯が形成・維持され、同じ場所に猛烈な雨を継続して降らせたことから、九州北部地方で記録的な大雨となりました。
九州北部地方では、7 月 5 日から 6 日までの総降水量が多いところで 500 ミリを超え、7月の月降水量平年値を超える大雨となったところがありました。また、福岡県朝倉市や大分県日田市等で 24 時間降水量の値が観測史上1位の値を更新するなど、これまでの観測記録を更新する大雨となりました。
この大雨に伴い、孤立状態、河川の氾濫、土砂崩れ、住宅被害などが発生しました。
2017年5月19日午前6時35分頃、長野県飯山市の井出川で大規模な山腹崩壊とそれに伴う土石流が発生しました。
現地時間2016年11月14日0時2分(世界標準時 11月13日11時2分、日本時間 11月13日20時2分)にニュージーランド南島の北東地域を震源とするマグニチュード7.8(GNS Science、USGS)の大きな地震が発生しました。
2016年10月21日14時7分ごろ、鳥取県中部の深さ約10kmででマグニチュード6.6(気象庁暫定値)の地震が発生し、この地震により鳥取県で、最大震度6弱を観測しました。
2016年6月20日夜から21日未明にかけて、九州各地を襲った大雨は1時間雨量で6月の過去最多を更新しました。熊本県では、豪雨により河川が氾濫し、熊本県各地で水害や土砂災害が発生しています。防災研究所では調査研究を進めています。
2016年4月14日21時26分頃に熊本県を震央とする地震が発生しました。 震源地は熊本県熊本地方(北緯32.7度、東経130.8度)で、 震源の深さは約11km、地震の規模(マグニチュード)は6.5(気象庁データ)と推定されています. 最大震度は、益城町で観測された震度7です。
その後、4月16日1時25分頃にマグニチュード7.3、同じく熊本県熊本地方を震源とする地震(最大震度6強)のほか、熊本県・大分県両県で震度1以上が観測された地震が1000回以上発生しました。
2015年4月25日11時56分頃(現地時刻)、ネパール中央部で発生したゴルカ地震により、多数の建物が倒壊し多くの被害が発生しました。
2015年9月9日10時過ぎに愛知県知多半島に上陸した台風18号と、その後の温帯低気圧の影響で、関東地方と東北地方を中心に断続的に記録的大雨が降りました。 鬼怒川上流域の日光市今市地点では9月7日から10日までの総雨量が647mmに達し、9月10 日午前6 時過ぎに鬼怒川左岸25.35k付近(茨城県常総市若宮戸)で越水が発生、同日12時50分に鬼怒川左岸21k付近(茨城県常総市三坂町)で堤防が決壊しました。その結果、鬼怒川と小貝川に囲まれた常総市の約40km2の範囲で大規模な浸水被害が発生しました。
2015年4月25日6時11分(標準時、現地時間15時11分)に発生したネパール首都カトマンズの北西80㎞で、地震(M7.8, 深さ34㎞、USGS)が起きました。
2015年3月8日に南太平洋で発生した熱帯低気圧は,3月9日にはサイクロンPamとなり,12日11時にカテゴリー4まで発達し,バヌアツ共和国に進行した.13日11時にはカテゴリー5まで強くなり,首都Port Vila があるEfate 島東沖を通過し,14日午前にErromango 島上陸およびTanna 島西沖20km を通過し,バヌアツ共和国に甚大な被害を及ぼしました.
2007年3月25日 9時42分頃、石川県能登半島の深さ10 kmでMjma6.9の地震があり、 石川県の七尾市、輪島市、穴水町で震度6強、石川県の志賀町、中能登町、能登町で、震度6弱など各地で強い地震動を観測しました。
2007年7月16日10時13分頃に発生した2007年新潟県中越沖地震(MJ6.8)で強い揺れを観測しました。
2008年5月2-3日頃、ミャンマーでサイクロン「ナルギス」被害がありました。
2008年5月12日現地時間14時28分(日本時間15時28分)頃、中国四川省東部で大規模な地震がありました。
2008年6月14日8時43分頃,岩手県内陸南部でM7.2(気象庁暫定値)の地震がありました。岩手県奥州市,宮城県栗原市などで震度6強を観測しました。
2008年7月24日00時26分ころ、岩手県沿岸北部の深さ約120kmで、M6.8(速報値)の地震がありました。この地震により、岩手県洋野町で震度6強、青森県八戸市、五戸町、階上町、岩手県野田村で震度6弱を観測」(気象庁)しました.
8月11日 5時7分頃、駿河湾でマグニチュード6.5(気象庁暫定値)の地震がありました。 直下型地震とは異なり、震源は沖合で、伊豆市、焼津市、牧之原市、御前崎市で震度6弱が観測されました。
2010年1月13日6時53分(現地時間12日4時53分)頃,カリブ海のハイチでM7.0(USGS)の地震がありました。
2010年4月14日頃,アイスランド東に位置するエイヤフィヤトラヨークトル火山が噴火し、大量の火山灰の影響でヨーロッパ各地に大きな影響が出ています。
2010年7月16日夕刻に広島県・庄原市において3時間に173ミリが降る集中豪雨が発生し、南北約4km、東西約3kmの狭い範囲の山地で200カ所を越える、極めて多数の崩壊が発生、多くは土石流化し、篠堂川の支流の谷の出口の家屋で1名が犠牲になりました。
2010年10月20日 午後、奄美市住用町の雨量計で、2時間雨量が260ミリを超える大雨がありました。
2011年1月26日 霧島山(新燃岳)が噴火しました。
ニュージーランドのクライストチャーチ近郊にて、現地時間2月22日12時51分にMw6.3の地震が発生しました(USGS)。
2011年3月11日14時46分,三陸沖でM9.0 (気象庁再解析,3月13日)の地震が発生しました。震源は岩手県沖から茨城県沖までの南北約500km、東西約200キロメートルの広範囲全てが震源域で、最大震度は宮城県栗原市で観測された震度7、その他、宮城・福島・茨城・栃木の4県36市町村と仙台市内の1区で震度6強を観測しました。この地震により、巨大な津波が発生し、東北地方と関東地方の太平洋沿岸部に壊滅的な被害が発生しました。
台風12号に伴う豪雨により、奈良県や和歌山県、三重県内の紀伊半島全域におい て崩壊、地すべり、土石流、洪水などが多発し、人命、家屋、道路等に甚大な被害がありました。
タイ北部を中心に長期間降り続いた雨により,2011年9月頃から発生した河川氾濫および土砂災害は,人命、家屋、道路等に甚大な被害を与えています。
2012年4月11日17時38分(日本時間)にスマトラ島北部西方沖でM8.7 (USGS)の地震が地震がありました。インド洋沿岸で津波が観測されています。
2012年7月24日の19時15分に桜島の南岳が爆発し,桜島島内および鹿児島市で多量 の降灰がありました。
2012年8月14日未明、近畿地方を襲った記録的豪雨により、被害が発生しています。
台風第26号の影響で大雨が降っていた東京都伊豆大島で、10月16日未明から早朝にかけて、広い範囲で川が氾濫したほか、大規模な土砂崩れが起きました。
台風30号(Haiyan)はこれまでにない規模と強さの台風であり、フィリピン上陸時に甚大な被害を与えました。
2014年3月22日アメリカ合衆国ワシントン州オソで大規模な土砂崩れが発生しました。
2014年11月22日22時8分ごろ、長野県北部でM6.7(気象庁暫定値:深さ約5km)、最大震度6弱の地震が発生しました。
2014年7月9日午後5時40分頃、長野県南木曽町読書で土砂災害が発生しました。
2014年8月20日に、広島県広島市で局地的な大雨が降り、広島市北部の安佐北区、南区を中心に土砂災害が発生しました。
2013年9月13日3時に小笠原所長近海で発生した台風18号は、発達しながら日本の南海上を北上し、14日~16日にかけて全国に豪雨をもたらしました。