公開講座「京都で育む防災研究の新展開」2024年度・第35回
- その他
開催期間 | 2024.09.14 10:00 ~ 16:30 |
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場所 | 京都大学宇治キャンパスきはだホール/オンライン |
対象 | 一般・実務者・大学生・高校生 |
主催 | 京都大学防災研究所 |
\宇治会場&オンライン 土曜日開催/
2024年度 第35回 京都大学防災研究所公開講座
京都で育む防災研究の新展開
京都・宇治を拠点とする京都大学防災研究所は、半世紀以上にわたり、京都で育まれた防災に関わる「知」を日本そして世界へ発信してきました。今回は防災研究所の取り組みの中でも身近な話題、京都にまつわる防災の話を中心に紹介します。
- 日時 2024年9月14日(土)10:00~16:30
- 受講形式:会場(京都大学宇治キャンパスきはだホール)/
オンライン(Zoomミーティング)いずれも事前登録が必要です - 定員 会場280名/オンライン300名(いずれも先着順)
- 受講料 無料
- 対象 一般・実務者・大学生・高校生
- 備考 本講座は、土木学会認定CPDプログラムです
- 宣伝用チラシ(PDF)はこちらからダウンロードできます
受講申込み
受講形式(会場/オンライン)を選択のうえ、以下からお申込みください(8/25締切申込受付中、先着順)
(1)会場での受講:
京都大学宇治キャンパスきはだホール →こちらから申込みください
(〒611-0011 京都府宇治市五ケ庄、JR黄檗駅から徒歩5分/京阪黄檗駅から徒歩6分)
(2)オンラインでの受講:
Zoomミーティング形式 →こちらから申込みください
*受講前にこちらをお読みください。受講にあたっての環境準備や受講方法・注意事項、 CPD プログラム単位認定条件等を記しています。
プログラム
「講演資料を掲載しました。(2024.9.10)」
9:30
開場
10:00~10:10
開会の挨拶 所長 堀智晴
10:10~11:00
京都府南部で身近に発生する地震(講演資料)
宮澤 理稔 地震防災研究部門 教授
京都府南部では、時々有感地震に見舞われます。これらの地震がなぜ起こるのか、その科学的背景について説明します。また、この地域で行われている、最新技術を使った地震研究の取り組みについても紹介します。
11:00~11:50
物理探査とAIで見る京都盆地の地下構造(講演資料)
林 宏一 斜面未災学研究センター 教授
地面の下の構造は、地震や大雨などの自然災害から身を守るため、また地下水など豊かな自然を守るために重要な情報です。非破壊で地面の下を見ることができる物理探査技術と、データサイエンスで明らかになった、京都盆地の地下構造を紹介します。
11:50~13:00 (昼休み)
13:00~13:50
土石流災害のリスクを知る(講演資料)
中谷 加奈 気象・流域災害研究部門 教授
日本は国土の7割を山地が占めて、京都市内では観光地や京都大学の近くにも土砂災害警戒区域が多数存在します。土石流の挙動や砂防堰堤の効果を示す実験や、京都府内を対象とした土石流シミュレーションによる警戒区域の詳細な危険度分布について紹介します。
13:50~14:40
底生動物から見た日本の河川の特徴と宇治川の特殊さ(講演資料)
小林 草平 水資源環境研究センター 准教授
日本の河川における生物多様性の高さ、山地土砂生産、砂州(河原)の発達、瀬淵構造による多様性の形成維持機構、底生動物の多さや生息種から見た宇治川の特殊さとその理由、日本の土砂環境と河川生態系の変遷を解説します。
14:40~14:45 (休憩)
14:45~15:35
「自らの命は自らが守る」を問い直す(講演資料)
15:35~15:45 (休憩)
15:45~16:25
質疑(質問は会場受講者のみ) 講演者一同
16:25~16:30
閉会の挨拶 副所長 矢守克也
備考
- 講義資料を本ページに掲載します(9月初めを予定)。会場受講者の方は必要に応じてプリントアウトしてご持参ください。
- 受講者へのご連絡事項(開催中止など)がある場合は本ページに掲載します。
- 本公開講座の過去の講演映像を「京都大学防災研究所YouTubeチャンネル」からご覧になれます
- 問合せ先 京都大学防災研究所公開講座事務局(〒611-0011 京都府宇治市五ケ庄 京都大学宇治地区事務部研究協力課拠点支援掛 メール kokai06@dpri.kyoto-u.ac.jp )