地域医療BCP連携研究分野の新設記念シンポジウムを開催しました(6/29)

  • イベント報告

2018年12月に発足(2019年5月全教員着任)した社会防災研究部門地域医療BCP連携研究分野のキックオフシンポジウム「地域医療BCP連携研究分野がめざすもの」が、2019年6月29日14時‐17時、京都大学芝蘭会館において開催されました。

 

橋本学防災研究所長、岩井一宏医学研究科長、平井豊博医学部附属病院副病院長の挨拶にひきつづき、同分野の牧紀男教授・小池薫連携教授から地域医療BCP連携研究分野設置の背景、研究内容の説明が行われました。

WHO神戸センター・テクニカルオフィサーの茅野龍馬氏による基調講演では、Health Emergency and Disaster Risk Managementという新たな災害医療の方向が紹介されました。

同分野の倉田真宏准教授・大鶴繁連携准教授による同連携分野の3つのミッション(1.地域医療BCP協創の「場」の提供、2.地域医療BCP「京都モデル」の開発と検証、3.人材育成)の紹介ののち、病院設計、行政の危機管理、病院の防災対策、医療情報システムの専門家を交えたパネルディスカッションが行われ、地域医療BCPを考える上での多分野連携の重要性が確認されました。

 

当日の参加者は112人でした。

なお、当日のプログラムの詳細については防災研HP内の別記事を参照ください。