火山防災 連携研究ユニット
2021年12月、京都大学防災研究所に「火山防災連携研究ユニット/Joint Research Unit for Volcanic Disaster Risk Reduction (JRU-VDRR)」が発足しました。
火山防災連携研究ユニットは、火山観測データに基づく噴火発生予測をもとに、ハザード予測、リスク評価、対策研究までを一気通貫で進めます。すなわち、火山観測から得られるデータから複雑な推移を示す火山噴火の様式と規模を逐次予測し、火山噴火発生に起因する災害の要因ごとのハザード評価研究を行います。さらに、交通など様々なインフラ等へのリスク評価と対策研究と、発生予測にもとづく火山噴火の切迫性評価を避難等の対策に活用する研究を行います。これらの研究をもとに、これまで構築されてきたインドネシア等との国際協力関係を発展・拡充し、世界の火山災害の軽減に資することを目指します。
これらの多様な研究を遂行するために、地震・火山研究グループ、大気・水研究グループ、総合防災研究グループの研究者が協働して研究活動を行います。
