流域環境評価モデル(Hydro-BEAM)のナイル川流域への適用についての講習会を実施しました。

  • イベント報告

 2012年10月8日~10月11日の4日間,エジプト・カイロ北部のエジプト水資源・灌漑省水資源研究所(MWRI-NWRC)の水利研究所地域研修センター(HRI-RTC)において,佐藤嘉展特定准教授と田中賢治准教授が,防災研究所水資源環境研究センターで開発してきた流域環境評価モデル(Hydro-BEAM)のナイル川流域への適用についての講習会を,「ナイルデルタの統合水資源管理の高度化に向けたJE-HydroNET」の一環として実施しました。
 
 研修にはエジプト水資源省の土木工学分野の計画部門やナイル用水の専門官,水資源研究所内のナイル研究所,水利研究所,河川管理官,戦略研究ユニット官などの行政部門の実務担当者とエジプト国内の大学zhar,Assiut,Alexandria,Menya)などから24名が参加し,講師は,防災研究所から佐藤特定准教授と田中准教授の2名と,GCOE-ARS(極端気象と適応社会の生存科学)の一環として2012年6月から2ヶ月間この研修実施準備のために防災研究所に招聘していたAssiut大学のMohammed Abdel-Fattah氏と,Hydro-BEAMによるワジ鉄砲洪水(Flash Flood)の解析に詳しいAssiut大学のMohamed Saber博士の計4名が担当しました。
 


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WS000098     集合写真                      研修の様子(佐藤特定准教授)