地球観測連携拠点(温暖化分野) 平成25年度ワークショップ開催

  • その他

WS000080

 
日時: 2013年12月2日
場所: 千代田区放送会館ホール(定員200名)

主催: 地球温暖化観測推進事務局/環境省・気象庁

※事前参加登録が必要です。

 

開催趣旨

 地球温暖化は、人類が解決すべき最も重要な課題の一つです。今年9月27日に発表された「気候変動に関する政府間パネル(IPCC)第1作業部会(自然科学的根拠)」の第5次評価報告書の政策決定者向け要約では、「気候システムの温暖化については疑う余地がない」と述べています。また、11月11日からポーランドで開催される「気候変動に関する国際連合枠組条約(UNFCCC)第19回締約国会議(COP19)」では気候変動の緩和策等について議論が行われることになっています。
 今後の地球温暖化の影響を予測し、緩和策の推進に向け、陸域における炭素循環や生態系の機構及び動態を正確に理解すること、緩和策の一つである森林に関する取組「REDD+」を進めることが重要です。
地球観測連携拠点(温暖化分野)は、平成20年にワークショップ「陸域炭素循環観測と生態系観測の連携」を開催し、分野間連携の重要性について検討を行いました。その後、JapanFlux、JaLTER(日本長期生態学研究ネットワーク)、文部科学省グリーン・ネットワーク・オブ・エクセレンス(GRENE)事業(環境情報分野)等、多くの分野連携の取り組みが進展しています。
今回のワークショップでは、陸域における炭素循環及び生態系・生物多様性の観測、並びに「REDD+」に関する最近の動向や今後の展望をご紹介します。奮ってご参加下さい。