日本気象協会×京都大学防災研究所 共同シンポジウムの開催 「激甚化する気象災害と防災研究の新展開」 ~京大防災研と日本気象協会の連携のさらなる発展に向けて~

  • シンポジウム
開催期間 2025.10.07  13:30 ~ 17:15
場所 TKPガーデンシティ京都タワーホテル 9F八閣(京都市下京区烏丸通七条下ル東塩小路町721-1)/Zoomによるオンライン中継
主催 京都大学防災研究所、一般財団法人日本気象協会

一般財団法人 日本気象協会(本社:東京都豊島区、理事長:渡邊 一洋、以下「日本気象協会」)と国立大学法人 京都大学防災研究所(所長:堀 智晴、以下「京大防災研」)は、2025年10月7日(火)に「激甚化する気象災害と防災研究の新展開」をテーマとし、シンポジウムを開催します。

日本気象協会と京大防災研は、気候変動などの影響により極端化する気象・海象・水象の解明、激甚化する災害に関わる防災・減災に関する共同研究を通じて密接に連携しており、2023年4月には「気候変動および風水害対策等に関する共同研究・開発を推進する包括的連携協定」を締結しました。

また、2009年10月に日本気象協会が京大防災研に設置した寄附研究部門は、2026年3月の期間満了をもって終了します。これまでの研究成果を発表するとともに、開発技術の社会実装をさらに推進することを目的として、日本気象協会と京大防災研による共同シンポジウムを開催します。

 

シンポジウムの概要

  • 開催日時:2025年10月7日(火) 13:30~17:15 開場13:00
  • 共  催:京都大学防災研究所、一般財団法人 日本気象協会
  • 会  場:TKPガーデンシティ京都タワーホテル 9F八閣

京都市下京区烏丸通七条下ル東塩小路町721-1

  • 開催方法:会場およびZoomによるオンライン中継
  • 意見交換会:シンポジウム終了後、同会場にて意見交換会を行います。
  • 参加費:シンポジウム 無料

意見交換会 1,000円(当日、会場にて現金でお支払いください)

■申込方法:事前申込制

以下のサイトより必要事項をご入力のうえ、9月30日(火)までにお申込ください。

応募多数の場合は抽選となります。

https://jwa-mecenat.eventcloudmix.com/

■その他:本シンポジウムは会場参加者を対象に、土木学会認定CPDプログラムを申請中です。

 

 

プログラム

【開会挨拶】

13:30 渡邊 一洋  日本気象協会 理事長

 

【講演】

13:35 アンサンブル技術を用いた豪雨予測の現状と課題

片山 勝之  日本気象協会 防災・気象DX本部 防災事業部 防災事業課 水防グループ グループリーダー

山口 弘誠  京大防災研 気候変動適応研究センター 水文気象研究領域 教授

 

14:05 長時間アンサンブル降雨予測がもたらすダム運用のパラダイムシフト

道広 有理   日本気象協会 防災・気象DX本部 防災・気象DX支援室 副室長

角 哲也   京大防災研 水資源環境研究センター ダム再生・流砂環境再生技術研究領域 特定教授

 

14:50 RRIモデルを活用した広域での河川水位推定の実用化に向けた取り組み

本間 基寛  日本気象協会 技術戦略室 室長

佐山 敬洋  京大防災研 社会防災研究部門 防災技術政策研究分野 教授

 

15:20 高潮・波浪予測の改善と先進的な観測機器を活用した台風予測精度向上に向けた取り組み

松浦 邦明  日本気象協会 防災・気象DX本部 防災事業部 担当部長

森 信人   京大防災研 気候変動適応研究センター 沿岸リスク研究領域教授

 

16:05 気候変動予測データを活用した土砂災害リスクの将来変化予測

渡邊 良美  日本気象協会 防災・気象DX本部 防災事業部 防災事業課 水防グループ管理主任

呉 映昕   京大防災研 気候変動適応研究センター 気象水文リスク情報(日本気象協会)研究領域 特定准教授

16:35 総合討論

中北 英一  日本気象協会 顧問、京都大学 総長特別補佐 名誉教授

 

【閉会挨拶】

17:15 榎本 剛   京大防災研 副所長

17:30 意見交換会