安藤ハザマと包括的連携協定を締結しました
- イベント報告
京都大学防災研究所は、安藤ハザマ(本社:東京都港区、代表取締役社長:国谷一彦)と防災・減災技術の開発とその現場での活用を目的として、包括的連携協定を2024年12月25日に締結しました。本協定による連携は、人口減少や脱炭素社会といった社会環境の変化を踏まえて、洪水や地震、火災などの自然災害に対する技術開発を推進し、その技術が地域や現場において有効に活用されることにより、持続的な国土強靭化や地方創生に貢献することを目指しています。
今後、以下のような技術開発・研究を予定しています。
- 「河川堤防の越水対策工法の開発」および「マルチハザード・リスク評価手法の高度化に関する研究」などの堤防の越水対策や建物の地震・火災対策に関する技術開発
- 最新の気象レーダー「XRAIN」(高精度・高分解能・高頻度でほぼリアルタイムのレーダ雨量情報を全国に提供する国土交通省のサービス)の活用など、気候変動を考慮した社会インフラの安全性を高精度に評価する研究
当研究所は、安藤ハザマとの共同研究や人材交流による強固な協力関係の構築を通じて、社会貢献に向けた取り組みを強力に推進していきます。