メキシコ国立防災センターらと共同研究成果のメキシコ防災政策への活用に関する共同声明を出しました

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京都大学防災研究所(所長:堀智晴、以下、「京大防災研」)と、メキシコ国立防災センター(CENAPRED)、メキシコ外務省国際協力開発庁(AMEXCID)、JICAメキシコ事務所は、2024年11月28日(メキシコ時間)にメキシコ国立防災センターにて共同声明署名式を行いました。

 

同声明は、本年9月に認定され、メキシコ国立自治大学内および京大防災研内に設置されたクロスバウンド型On-site Laboratory「地震・津波未災学国際Lab」および、メキシコにて実施中のSATREPS「北中米太平洋沿岸部における巨大地震・津波複合災害リスク軽減に向けた総合的研究」を念頭に、京大防災研とメキシコとの共同研究の成果を防災政策に活用することやメキシコの防災行政・大学ネットワークとの連携強化を目的としています。本署名式には、河野泰之副学長(国際戦略担当)も出席しました。

 

 

署名式の様子(左から、河野泰之副学長(国際戦略担当)、堀智晴所長、小林千晃JICAメキシコ事務所長、エンリケ・ゲバラ・オルティス メキシコ国立防災センター総局長、ホセ・アルフレド・ガルバン・コロナ メキシコ国際協力開発庁メキシコプロジェクトオペレーション総局長)

 

堀所長による防災研究所の取り組み紹介

 

署名式の様子

 

署名式後、共同声明の具体的な実施方法について協議

 

On-site Laboratoryとは……

京都大学が、海外の大学や研究機関等と共同で設置する現地運営型研究室で、海外機関等と活発な研究交流を行い、世界をリードする最先端研究を推進するとともに、優秀な外国人留学生の獲得、産業界との連携の強化等、大学への波及効果が見込める様々な取組の実現を目指し、本学が世界の有力大学に伍して第一線で活躍するための基盤や体制を強化することを目的としています。