宮崎公立大学と学術交流に関する協定を締結しました

京都大学防災研究所と宮崎公立大学は、「学術交流に関する協定」を締結しました。2024年3月29日に宮崎公立大学交流センターにて開催された締結式には、中北英一 防災研究所長、澁谷拓郎 同教授（附属地震災害研究センター長）、伊藤喜宏　同准教授、山下裕亮 同助教が出席しました。締結式には両機関の関係者に加えて、宮崎公立大学と長年地域防災の取り組みを行っている中央西まちづくり推進委員会の関係者、更には防災士の資格を有する宮崎公立大学の学生8名も出席する中で、辻利則 宮崎公立大学学長と中北所長により協定書が取り交わされました（以上、肩書等は締結式当時のものです）。

 

 

これまで防災研究所では、附属地震災害研究センター・宮崎観測所において、日向灘における地震研究に加え、2021年に発足した地震津波連携研究ユニットにおいて、基礎研究成果の社会実装を行うフィールドの1つとして宮崎県での活動を始めています。近年では小学校における防災教育や地域防災に取り組んでおり、2023年度には宮崎公立大学と連携した活動も行っています。

 

 

今回の協定締結により、災害に関する専門的知識を持つ防災研究所と防災士養成を行う宮崎公立大学の学術交流を促進し、両者が力を入れている地域の防災教育等の取り組みをさらに強化するとともに、今後の研究・交流の一層の深化が期待されます。