「宮崎県と京都大学防災研究所の連携協力に関する協定」を締結しました

京都大学防災研究所と宮崎県とは、「宮崎県と京都大学防災研究所の連携協力に関する協定」を締結しました。2023年8月17日に宮崎県庁で開催された締結式には、当研究所から中北英一所長、澁谷拓郎地震災害研究センター長、山下裕亮助教が出席し、河野俊嗣宮崎県知事と中北所長とにより協定書が取り交わされました。

これまで防災研究所では、地震災害研究センター・宮崎観測所において、日向灘における地震研究を進めてきました。2021年に発足した地震津波連携研究ユニットにおいては、基礎研究成果の社会実装を行うフィールドの1つとして宮崎県での活動を始めています。

この協定では、防災研究、防災教育、災害対応等の分野において、当研究所と宮崎県とが相互に協力し、人的・知的・物的資源の交流を図るための連携事項を定めており、地震・津波災害に加え、地球温暖化に伴い激甚化する風水害や土砂災害なども含めて、今後の研究・交流の一層の深化が期待されます。