公開講座「地震・火山災害に備える 近畿圏の場合も含めて」2023年度・第34回
- その他
開催期間 | 2023.09.09 |
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場所 | 京都大学宇治キャンパスきはだホール/Zoomミーティング |
対象 | 一般・実務者・大学生・高校生 |
\宇治会場&オンライン 土曜日開催/
地震・火山災害に備える 近畿圏の場合も含めて
なぜ日本には地震・火山災害が多いのでしょうか? その謎の背景から、地震・火山災害とその対策まで、2018年大阪府北部の地震や南海トラフによる大阪湾の津波など近畿圏の場合にも言及しながらお話しします。
- 日 時:2023年9月9日(土)10:00~16:30
- 受講形式:会場(京都大学宇治キャンパスきはだホール)/オンライン(Zoomミーティング)
- 受講料:無料(事前に受講申込みが必要です)
- 定 員:会場280名/オンライン300名(いずれも先着順)
- 対 象:一般・実務者・大学生・高校生
- 備 考:本講座は土木学会認定CPDプログラムです
受講申込み
受講形式(会場/オンライン)を選択のうえ、8月25日までにお申込みください(現在も受付中です)
(1)会場での受講:
京都大学宇治キャンパスきはだホール →こちらから申込みください
(〒611-0011 京都府宇治市五ケ庄、JR黄檗駅から徒歩5分/京阪黄檗駅から徒歩6分)
(2)オンラインでの受講:
Zoomミーティング形式 →こちらから申込みください
*受講前にこちらをお読みください。受講にあたっての環境準備や受講方法・注意事項、 CPD プログラム単位認定条件等を記しています。
プログラム
10:00~10:10
開会の挨拶 所長 中北英一
10:10~11:00
日本列島とプレートテクトニクス(講演資料)
教授 深畑幸俊
日本列島では非常に活発な地震・火山活動が生じています。他のプレート沈み込み帯と比べても特異で多様な活動がなぜ生じているのか、プレートテクトニクスを単純に適用しただけでは解けないその謎に迫ります。
11:00~11:50
地震被害は想定通りとなっているのだろうか? -2018年大阪府北部の地震を例に- (講演資料)
教授 後藤浩之
災害の軽減を目的として様々な被害想定がなされていますが、地震被害は想定通りとなっているのでしょうか? 2018年に発生した大阪府北部の地震の被害状況を概観した上で、被害想定の捉え方、そして想定外に対する考え方について紹介します。
13:00~13:50
火山災害 -大規模噴火の影響はどこまで及ぶ?- (講演資料)
准教授 爲栗健
火山災害は地震や豪雨と比べると頻度はさほど高くないですが、ひとたび噴火が発生すると火山周辺で大きな被害を生じます。大規模な噴火になると火山周辺のみならず日本中に影響を及ぼした例もあります。桜島や富士山などで大規模噴火が発生した時にどのような影響が生じるか紹介します。
13:50~14:40
津波の一般的性質と南海トラフ地震を想定した津波シミュレーション (講演資料)
助教 宮下卓也
大きな災害をもたらしうる津波は、風波などの日常的に見られる波とは異なる性質を持つことが知られています。その違いについて少し詳しく説明するとともに、南海トラフ沿いでの地震を想定した津波シミュレーションについて紹介します。
14:45~15:35
災害に備える -リスク管理と危機管理-(講演資料)
教授 多々納裕一
地震や津波、火山噴火が起きてもそのまま災害とはなりません。
15:45~16:25
質疑(質問は会場受講者からのみに限定) 教授 矢守克也(司会)、講演者一同
16:25~16:30
閉会の挨拶 副所長 渦岡良介
備 考
- 講義資料を本ページに掲載します(掲載しました
9月初めを予定)。会場受講者の方は必要に応じてプリントアウトしてご持参ください。 - 受講者へのご連絡事項がある場合は(開催中止の場合など)本ページに掲載します。
- 問合先:京都大学防災研究所公開講座事務局(京都大学宇治地区事務部研究協力課拠点支援掛)kokai05@dpri.kyoto-u.ac.jp
- 京大防災研公開講座宣伝用チラシ(PDF)はこちらからダウンロードできます