第53回総合防災セミナー「小規模事業者はどうやってコロナ禍を乗り越えたのか?:日本と米国の事例から見る事業継続の戦略と課題」

  • セミナー
開催期間 2022.04.22  9:00 ~ 11:30
場所 ONLINE via zoom
対象 研究者、学生、一般

日時:2022年4月22日(金)9:00~11:30
開催方法:Zoomによるオンラインセミナー※要登録
その他:日本語・英語の同時通訳有り
 

[登録フォーム]
https://kyoto-u-edu.zoom.us/meeting/register/tZAof-yorz0sGtPRIAeks1H-Fc7juzZTo5WF

 

1.開催の主旨
本研究発表会においては、申請者らが米国・日本の小規模事業者らを対象に実施してきたインタビューを元に、日本の小規模事業者らがパンデミックという災害において、どのように適応を図ったのか以下の3つの観点から成果を共有する。①社会規範:新たな行動制限、感染症対策がもたらす社会規範(e.g.自粛)に対して、小規模事業者はどのように対応したのか。②支援制度:新たな制度を小規模事業者はどのように活用し、何に投資したのか。③適応:新たな制限(e.g.緊急事態宣言)に対して、小規模事業者はどのように適応したのか。以上を踏まえ、長期的な側面をもつパンデミックや気候変動といった災害において、地域経済が迅速に回復するためのシステムや制度について議論を深めることを目的とする。
 
2.スケジュール、発表者、発表内容
2022年4月22日(金)

9:00 – 9:10
 開会(京都大学防災研究所・矢守克也)・趣旨の説明
9:10 – 9:30
 発表1・社会規範
  松原悠(京都大学防災研究所)「不安定な社会規範の中での事業者らの模索」
9:30 – 9:50
 発表2・支援制度
  Cox Zachary(米国デラウェア大・災害研究センター)「米国の事業者がコロナ禍を乗り越えた秘訣」
9:50 – 10:10
 発表3・適応
  大門大朗(京都大学防災研究所、日本学術振興会、デラウェア大)「日米の小規模事業者の対応の違い」
 
10:10 – 10:20 休憩
 
10:20 – 11:20
 パネルディスカッション「パンデミックを生き抜く知恵と制度の課題」
  モデレーター:Cox Zachary・大門大朗、
  パネリスト:小規模事業者3名
   大橋磨州氏(呑める魚屋 魚草・代表)(https://www.uokusa.jp/
   羽田野まどか氏(株式会社宮津町家再生ネットワーク・代表取締役)(https://www.miyazu-machiya.net/
   藤本賢司氏(Japan Exploration Tours JIN-仁・代表)(https://jet-jin.com/)
 
11:20 – 11:30
 閉会の挨拶(京都大学防災研究所・大西正光)、閉会
 
謝辞
 本セミナーは、公益財団法人関西エネルギー・リサイクル科学研究振興財団の支援を得ています。