斜面災害研究センター
Research Center on Landslides

現象の探求を通じて読み解く斜面災害の過去、現在、未来

 我が国のような湿潤な島弧変動帯には、もともと斜面変動が発生しやすい自然条件が備わっています。本センターの主な使命は、そうした斜面変動の実態を解明し、災害から国民の人命・財産等を守るための研究です。そのため、多様な斜面変動現象の発生・運動機構を解明するとともに、人間活動との関係史、人口密集地や文化・自然遺産を守るための地すべり危険度評価と災害危険区域の予測に関する研究を実施しています。一方、災害を予測するためには、現象の的確な観測が不可欠です。そこで、試験地において斜面変動の現地観測・計測技術の検証や地球規模での斜面災害監視システムの開発を行っています。その他、斜面災害軽減のための教育・能力開発も実施しています。

ほぼ水平なすべり面に沿って 移動した大規模地すべり (2008年岩手・宮城内陸地震)
ほぼ水平なすべり面に沿って移動した小規模地すべりの断面(今城塚古墳)

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