講義:斜面災害防止対策における実用的な解析技術

  • 講義情報
開催期間 2016.07.22 ~ 2016.07.23  9:30 ~ 17:00
場所 京都大学宇治キャンパス 宇治地区研究所本館 E-417D
非常勤講師による講義を下記のとおり、行います。

斜面災害防止対策における実用的な解析技術
講師: 倉岡千郎 副技師長(日本工営株式会社 中央研究所)

日時:
2016年7月22日 9:30~17:00
2016年7月23日 9:30~17:00
場所: 京都大学宇治キャンパス 宇治地区研究所本館 E-417D
対象: 大学院生,若手研究者
地震や降雨などの外力を受ける地すべりの安定性評価や対策におい て、数値解析 は調査・観測や各種の試験と組み合わすことで有効に活 用できると考えられる。しかし、地すべりに数値解析を適用する場合、 不安定化機構の表し方、地盤・岩盤の材料特性のモデル化及び対策 工のモデル化等について、地盤工学(土質力学)の解析方法と異なるい くつかの点に留意する必要がある。そこで、本講義では地すべりにおい て数値解析を適用する上での留意点や活用方法について触れ、演習 や討論を通して数値解析の適用方法について相互(参加者と講師)に 学ぶことを目的とする。加えて、本年度は物理模型を用いて降雨が斜 面の安定性に与える影響の解析について分かりやすく解説する。