講義:気候変動と極端現象

  • 講義情報
開催期間 2015.09.14 ~ 2015.09.15
場所 宇治研究所本館 S-207D

非常勤講師による講義を下記の通り、行います。

日時: 9月14日 (月)、15日(火)

(14日 13:30-17:00:15日 9:00-12:00)

場所: 宇治研究所本館 S-207D

対象: 大学院生、若手研究者を主に対象

気候変動と極端現象

講師: 野沢 徹(岡山大学大学院自然科学研究科 教授)

IPCC第5次評価報告書によれば、地球の平均気温は19世紀終盤以降に約0.85℃上昇しており、人間活動が20世紀半ば以降に観測された 温暖化の主な要因であった可能性が極めて高いと言われている。本講義では、地球の平均的な気候の決まり方を概説した上で、極端な気象現象を含 めた長期気候変動・変化の観測事実とそれらをもたらし得る気候変動要因について概観する。さらに、気候モデルの概要を簡単に説明した上で、観 測された気候変化の原因特定や(台風や大雨などの極端現象を含めた)将来の気候変化予測について説明する。