南海トラフ巨大地震総合研究グループは、
「災害の軽減に貢献するための地震火山観測研究計画」(平成26年度〜平成30年度)において、
南海トラフ巨大地震を対象とする研究課題間の連携を図ることを目的としています。
一方、東京大学地震研究所と京都大学防災研究所の拠点間連携による参加者募集型研究において、南海トラフ巨大地震の災害リスク評価の高度化が研究対象となっています。
今回、本研究グループの研究課題間の連携と拠点間連携の参加者募集型研究との連携を図ることを目指して、研究集会を下記の通り開催いたします。
皆様のご参加をお待ちしております。
日時:平成27年5月19日(火)13時~17時
場所:京都大学宇治キャンパス おうばくプラザセミナー室(4+5)
プログラム:
第1部 13:00~14:58
司会 西村 卓也(京大・防災研)
趣旨説明(10分)
澁谷 拓郎(京大・防災研)
東京大学地震研究所と京都大学防災研究所の拠点間連携の枠組みと平成26年度のシンポジウム報告
川瀬 博(京大・防災研)
プレート境界すべり現象モニタリングに基づくプレート間カップリングの解明(1509)
蔵下 英司(東大・地震研)
南海トラフ域における巨大地震断層域の力学・変形特性の把握(1703)
山岡 耕春(名大)
南海トラフ巨大地震の予測高度化を目指したフィリピン海スラブ周辺域の構造研究(1904)
澁谷 拓郎(京大・防災研)
海域地震発生帯研究開発(4002)
仲西 理子(海洋研究開発機構)
広帯域・高解像度強震動シミュレーションに基づく大地震の強震動評価の高度化(1516)
古村 孝志(東大・地震研)
休憩(12分)
第2部 15:10~16:40
司会 伊藤 喜宏(京大・防災研)
古文書解読による南海トラフ巨大歴史地震像の解明(1701)
山中 佳子(名大)
海溝型巨大地震の履歴とメカニズム解明(5004)
宍倉 正展(産総研)
プレート境界巨大地震等の広帯域強震動予測に関する研究(1911)
関口 春子(京大・防災研)
強震動によって発生する地すべり現象の発生ポテンシャル評価と事前予測手法の高度化(1912)
千木良 雅弘(京大・防災研)
地震リスク評価に関する不確実性~定量的評価に向けたプラットフォームの構築~
西嶋 一欽(京大・防災研)
総合討論(20分)
岩田 知孝(京大・防災研)
本研究集会の情報は、下記ウェブサイトにも掲載されています。
http://www.rcep.dpri.kyoto-u.ac.jp/#ja