講義:斜面災害防止 対策における実 用的な解析技術

  • 講義情報
開催期間 2015.07.24 ~ 2015.07.25
場所 宇治研究所本館  防災研究所セミナー室Ⅲ E-517D

非常勤講師による講義を下記の通り、行います。

日時: 7月24(金)、25(土) 9:00-17:00

場所: 宇治研究所本館 防災研究所セミナー室Ⅲ E-517D

対象: 大学院生~若手研究者

斜面災害防止 対策における実 用的な解析技術

講師: 倉岡千郎(日本工営株式会社 中央研究所副技師長)

地震や降雨などの外力を受ける地すべりの安定性評価や対策において、数値解 析は調査・観測や各種の試験と組み合わすことで有効に活用できると考えられ る。しかし、地すべりに数値解析を適用する場合、不安定化機構の表し方、地 盤・岩盤の材料特性のモデル化及び対策工のモデル化等について、地盤工学(土 質力学)の解析方法と異なるいくつかの点に留意する必要がある。そこで、本講 義では地すべりにおいて数値解析を適用する上での留意点や活用方法について触 れ、演習やディスカッションを通して数値解析の適用方法について相互(参加者 と講師)に学ぶことを目的とする。
本講義で対象とする解析は、土石流のような流体ではなく地盤・岩盤などの個体材料とする。