新たな洪水予測システムの開発に向けて京都府と共同研究を開始します

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近年、台風や集中豪雨により全国の中小河川において越水・溢水等による災害が発生しています。京都府では、令和5年度からの運用開始を予定し、府全域を対象とした「水位・氾濫予測システム」を開発することになりました。新システムへの移行に向けて、基礎となるモデル開発の研究実績があり、高度な専門知識と知見を有する機関として、防災研究所は佐山敬洋准教授のグループを中心に新システムの高度化に協力します。

 

2021年6月7日には、京都府庁で共同研究の締結式を行い、京都府の西脇隆俊知事と中北英一所長とが契約書にサインしました。

 

 

京都府と国立大学法人京都大学との 洪水予報河川における洪水予測システム高度化に関する共同研究契約の締結式 。(写真左)中北所長、(右)西脇京都府知事