京都大学古地震研究会「みんなで翻刻」プロジェクトが第12回野上紘子記念アート・ドキュメンテーション学会賞を受賞

  • 受賞

2018年6月16日、京都大学古地震研究会が、第12回野上紘子記念アート・ドキュメンテーション学会賞を受賞しました。

 

  • 賞の名称: 第12回野上紘子記念アート・ドキュメンテーション学会賞
  • 受賞題目: 共同翻刻アプリケーション「みんなで翻刻【地震史料】」のオンライン展開における成果に対して
  • 受賞者: 京都大学古地震研究会(当研究所の関係者は、加納靖之(地震予知研究センター助教)、大邑潤三(地震予知研究センター特定研究員)、山村紀香(地震予知研究センター/理学研究科地球惑星科学専攻M2))
  • 受賞日: 2018年6月16日

 

今回の受賞にあたっては、以下の点が評価されました。

  • 「みんなで翻刻」がネットを活用して自学と実践を並行して実現できる環境を構築したこと
  • 入力・表示の仕組みが優れており、ゲーム的な道具立てが効果をあげていること
  • 添削依頼ができるなど習熟度に応じた参加の形態を選べる配慮
  • ネット上の「集合知」へのありがちな懐疑に対する一つの回答となっていること
  • 幅広い応用が期待されること
  • これまでの人文学の学問的手続きに対する一つの批判のあり方として受けとめられること