世界と結ぶ(9-2)

初の海外渡航で感じた日本との違い

藤田 翔乃
FUJITA Shono
巨大災害研究センター
災害情報システム研究領域
情報学研究科社会情報学専攻D2

2022 年10月10日~16日にかけてノルウェーのクリスチャンサンで開催されたITDRR2022という国際学会に参加しました。人生初の海外渡航であったため、長時間のフライトや海外の景色、ご飯など全てが新鮮に感じました。西洋的な建物と石畳の道路で構成された街の中心部はとても綺麗な景観でした。

また、現地の方の生活を見てたくさんの驚きがありました。レストランやショップの店員さんは雑談しながら音楽を聴きながら、楽しそうに働いていました。マニュアルに沿って忙しく働く日本人とは真逆の印象を受けました。それでいて、物価は体感で日本の2 倍くらいで経済力の高さも感じました。

学会発表では、質疑応答での英語 が聞き取れず悪戦苦闘しました。出会った海外の若手研究者になぜ英語が話せるのかと尋ねると、多くの方が「学校で勉強しただけ」、「母国では英語を日常生活でも使う」と答えていました。日本と海外の英語教育や使用環境に大きな違いがあると感じました。英語でのコミュニケーションに苦手意識がある僕は、相手の考えを正確に汲み取ることや議論での積極的な発言ができず、より英語の必要性を感じました。次の国際学会ではより円滑な議論をしたいと思いました。

クリスチャンサンの中心部

 

発表風景

 

ソーシャルイベントのクルージング