地面と大気のある地球型惑星の中でも、金星は大きさも重さもほぼ等しく双子星とも言われています。ところが、金星の表面温度は460℃であると推定されており、とても生き物が住める環境にはありません。金星の大気は主に二酸化炭素であることが大きな違いです。二酸化炭素による強い温室効果が働いて高い温度が維持されています。金星は硫酸の雲で覆われていて、自転はゆっくりとしていて向きが反対です。赤道には自転を追い越す強い西風が吹いていますが、その成因を説明する決定的な理論はまだないなど謎が多く残されています。