46th Sogo Bosai seminar on July 2nd
- Date : 02 Jul. 2021 15:00 - 16:30
- Seminar
Date | 02 Jul. 2021 15:00 - 16:30 |
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Place | ONLINE via zoom |
Target | Researcher, Student, General |
We are pleased to announce the 46th Sogo Bosai Seminar on July 2nd as follows.
The talk will be given in Japanese. We look forward to your kind participation.
[Date]
7月2日(金)15時~16時30分
15:00-16:30, July 2nd
[Registration]
Seminars will be held online. If you would like to participate, please register below by 1:00 pm on July 1st. We will send you a Zoom address during July 1st.
Registration form:
https://forms.gle/aHx8dx7DvoyhdJSr5
[Title]
地域復興と協働のエスノグラフィー
―長期密着型のフィールドワークから―
[Speaker]
山 泰幸 教授(関西学院大学人間福祉学部)
https://www.kwansei.ac.jp/s_hws/s_hws_000505.html
[Abstract]
東日本大震災以降、被災者や被災地を支援し、エンパワメントする有効な手法との認識のもとに、被災者・関係者との「協働のエスノグラフィー」の挑戦的試みが行われるようになっている。協働のエスノグラフィーという研究手法は、人口減少・ 少子高齢化、過疎化が進行している地域における地域復興やまちづくりの実践においても有効であると考えられる。 報告者は、徳島県西部の過疎地域において、現地の役場職員や住民有志と「協働」しながら、一方では、地域復興・まちづくりの活動に外部支援者として実践的に関与し、他方では、エスノグラフィックな調査研究の一環として、十数年にわたる長期密着型のフィールドワークを続けてきた。
この報告では、報告者が、いかにして現地住民や関係者との「協働」を行ってきたのか、その取り組みの一端を紹介することで、「協働」はなぜ必要であり、どのような意義や効果があるのか、また「協働」とはそもそも何であり、それはいかにして可能になるのかなどについて考えてみたい。そのうえで、地域復興やまちづくりの活動において、研究者のような外部支援者が果たすべき役割について、反省的に検討したい。