談話室・リアルタイム地震観測装置・外国人研究者との懇談会


談話室を開設

 本館2階(玄関口右側)に談話室が開設されました。
 この談話室は、所内における情報交換の場とし、改組により拡大した組織の連携を図ること、また、共同利用などにより来所された研究者や外国人研究者なども集える場とし、所外の研究者等とも交流、情報交換ができる場とすることを目的に開設されたもので、開設に先立ち、4月10日に披露と祝賀の式典が行われました。
談話室には、最新の学術雑誌や新聞(和文・英文)などを常置しており、平日9時〜17時までの問で共同研究者などを含むすべての防災研究所の関係者にご利用いただけます。


地震予知研究センター「リアルタイム地震観測装置」リニューアル

従来より2階玄関内に設置されていた「リアルタイム地震情報表示装置」が、このほどリニューアルしました。

 この装置は、日常の地震活動の情報を迅速に収集し、防災関係者に提供することを靴筑こ、米国地質調査所(USGS)からは世界のM5以上の大きな地震の情報を、国内の地震情報では、東北大学、科学技術研究所及び京大防災研から自動処理の結果を電子メールで受け、それぞれの地域での震央分布や発生頻度分布を表示しています。また、ドラム(記録紙)には丹南観測点における実際の地動波形を連続記録しています。
 今回新しく加わった情報として、国内の有感地震を気象庁から受け、最新の震源の位置と各地域の震度を地図上に表示し、さらに過去1ヶ月分をまとめた震度分布も表示しています。これは、震源の位置と震度の関係や、どの地域に有感地震が多いかが判るようになっています。また、断層の分布も加えました。これらの情報で皆さんの"ひらめき"を期待します。


外国人研究者との懇談会

 5月8日(金)外国人研究者との懇談会が開催されました。当日は、所長、受入教官等が出席し、外 国人研究員や招へい外国人学者などの研究者を迎えました。途中自己紹介などを交え、終始和やかに進行し、迎えられた外国人研究者にも好評でした。