人事異動・防災研究所新スタッフの紹介・主な行事日程


人事異動

転出等
 白井 亨助教授停年退官(3月31日付け)
 平原和朗助教授(地震予知研究センター)→名古屋大学大学院理学研究科教授
 宇民 正助手(宇治川水理実験所)   →和歌山大学システム工学部教授
 山本正幸庶務掛主任          →大型計算機センター
 松山圭子経理掛主任          →総合人間学部・人間・環境学研究科
 杉本知敬研究助成掛員         →文部省生涯学習局
 作田真二経理掛員           →経理部(以上平成8年4月1日付け)

転入等
 柳谷 俊助教授採用(地震予知研究センター)
 間瀬 肇助教授(海岸災害)      ←工学部助教授
 立川康人助教授(河川災害)      ←工学部助手
 馬場康之助手採用(宇治川水理実験所)
 山本圭吾助手採用(桜島火山観測所)
 服部正樹庶務掛主任          ←国際目本文化研究センター
 大柿泰章研究助成掛員         ←工学部
 島尾早津紀経理掛員          ←経理部
 大政征吾経理掛員           ←大阪大学溶接工学研究所
 福岡 浩助教授昇任(地すべり)
 山下隆男助教授昇任(大潟波浪観測所)
 西上欽也助教授昇任(地震予知研究センター)
 浦嶋真次経理掛主任昇任.(以上平成8年4月1日付け)
 林春男教授昇任(巨大災害研究センター)(平成8年5月11日付け)
 技術室の設置に伴い、防災研究所所属の技術職員は、平成8年5月11日付けで技術室に配置換になった。


防災研究所新スタッフの紹介

水災害研究部門助教授 間瀬 肇

 京都大学工学部土木工学科の海岸工学講座より、水災害研究部門の海岸・海域災害分野にまいりました。専門は不規則波浪の統計的性質、浅海域での変形、海岸・海洋構造物との干渉に関連した理論及び実験・観測による研究、海底地盤の波浪応答の理論及び数値解析、海岸構造物の耐波特性の研究を主として行ってきました。防災研究所では研究の対象が時間的・空間的にスケールが大きいので、心新たに励みたいと思っております。今後ともよろしくお願い致します。
水災害研究部門助教授 立川康人

 平成8年4月1日京都大学工学部土木工学科から異動して参りました。これまで、数値地形情報を用いた流出場のモデル化と分布型洪水流出モデルの構築、洪水の実時間予測手法の構成といった課題に取り組んで来ました。最近は、流域場に関する情報を衛星リモートセンシングデータから抽出する研究も行っております。 地球規模な視点を持ちつつ洪水災箒の予測と防止・軽減という課題に取り組んで参ります。よろしくご指導いただきますようお願い申し上げます。
附属災害観測実験センター助手 馬場康之

 平成8年4月1日付けで防災研究所助手に採用されました馬場康之です。平成2年に学部生として宇治川水理実験所に配属され、以後大学院での5年間を経て、現在に至っております。3月まで気楽に過ごしてきた反動で、何かと戸惑うことの多い毎日ですが、学部生時代に培った体力を武器に元気に頑張っていく所存です。どう ぞよろしくお願いいたします。
附属地震予知研究センター助教授 柳谷 俊

 平成8年4月1日付けで地震予知研究センター助教授に採用されました柳谷俊(やなぎたにたかし)です。昭和50年に京都大学大学院工学研究科博士課程を修了し、日本学術振興会奨励研究員を振り出しに、工学部で助手を15年した後は、日本大学短期大学部建築学科に3年足らずお世話になりました。このたび縁あって防災研究所に勤務することになりましたが、気持ちの上では愛する京大に帰ってきたと思っています。専門は実験岩石力学です。自分では工学から理学に及ぶ広い守備範囲をカバーしてきたつもりですが、これからは地震が起こる場で岩石がどのように振る舞うかを調べる仕事に全力で当たるつもりでいます。どうぞよろしくお願いいたします。
附属火山活動研究センター助手 山本圭吾

 平成8年4月1日付けで防災研究所助手に採用されました山本圭吾です。兵庫県の甲陽学院高等学校を卒業後、東京大学へ進み、この3月まで東京大学地震研究所の方で大学院生をやっておりました。専門は、火山物理学で、地震波トモグラフイーを用いて火山体の地下構造解析を行い、マグマ供給系を明らかにするといった 研究を行っております。日本で最も活動的な桜島を目前に、観測を通して火山活動を解明していきたいと思っております。どうぞよろしくお願いいたします。
庶務掛主任 服部正樹

 平成8年4月に2年半の日文研勤務から京大に戻ってまいりました。昭和57年に京大に採用されましたが、宇治地区は初めてなので、正直なところ、まだ少々戸惑っております。 が、そのうちエンジンもばちばちかかり始めると思いますので、どうぞよろしくお願いします。
 おいしいお酒が大好きな私です。どなたかこれはというお薦めのお酒がありましたら、またお教えください。ちなみに、私はこの辺りでは、梅の宿(奈良県)が大好きです、ハイ。
研究助成掛 大柿泰章

 阪神大震災から1年半が過ぎます。この間の復興の勢いと歩を合わせるかのように、改組や共同利用に向けての準備など、防災研究所の勢いも加速して行くのを工学部で見ていました。
 準備の段階を経て、新体制が元年を迎える今年、今度は実際に防災研究所の一員としてお世話になることになりましたが、とにかく、勢いに便乗できるよう頑張ろうと思います。
 追伸 突発災害の発生と事務量の増加は相関関係にあるようです。「世界の平和を祈念しています。」
経理掛 島尾早津紀

 平成8年4月1日付けで防災研究所に配置換となりました島尾早津紀です。昭和59年6月庶務部人事課給与掛採用後、農学部附属演習林庶務掛、経理部管財課第一管財掛及び同経理課契約掛を経て現在に至っております。京都大学採用後、本部地区勤務ばかりで宇治研究所内には全く縁がなく、その宇治地区の防災研に配置換が決まったときは、不安でたまりませんでした。
仕事に関しては初めてのことばかりで戸惑っておりますが、私なりに頑張りますので、どうぞよろしくお願いします。
経理掛 大政征吾

 平成8年4月1日付けで経理掛に配属された大政です。防災研究所の前は、大阪大学溶接工学研究所(現在の接合科学研究所)の会計掛におりました。京都大学の勤務は初めてですが、未知の組織の中に飛び込んで行くのも人生の楽しい思い出作りの一つと思っている超楽観的な性格の持主ですので、いろいろ迷惑をおかけすることもあると思いますが、今後ともどうぞよろしくお願いいたします。

主な行事日程

1996
 4.24  地震予知研究センター運営協議会
 5. 5  共同利用委員会
 5.10  防災研究所将来計画検討委員会
 5.31  水資源研究センター運営協議会
 6. 3  防災研究所将来計画検討委員会
 7. 3  巨大災害研究センター運営協議会
 7.30  国際共同研究(IDNDR)実行委員会
 8.19〜20 防災研究所公開講座「防災学を地域防災計画に活かす」
      −防災研究者と実務者との連携をめざして−
 8.21〜23 国際共同研究(IDNDR)日本−インドネシア−ワークショップ
 8.下旬 共同利用委員会企画専門委員会
 9.上旬 共同利用委員会
 9.下旬 水資源研究センター運営協議会
 10.中旬 火山活動研究センター運営協議会
 10.29〜31 水資源および水環境研究に関する国際会議;21世紀へ向けて
 11.5  地震予知研究センター運営協議会
 11.中旬 防災研究所協議会
 12.初旬 巨大災害研究センター運営協議会