本年1月25日、コロンビア共和国中西部にマグニチュード(M)6.2の地震が発生した。アンデス山脈の麓、キンディオ県の県都であるアルメニア市(人口27万人)を中心として多数の建物が倒壊し、死者・行方不明者は合わせて2千名近くに達した。3月3日-15日の間、文部省科学研究費による突発災害研究班としてこの地震災害の調査に参加した。
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写真1 マシンガンを持った警察官護衛のもとでの倒壊建物の現地調査(アルメニア市北部) | 写真4 アルメニア市の都市計画局において復興計画策定を指揮する川島氏(中央) |
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写真2 壊れた建築物の補強には豊富に産する竹材が多用されていた(ペレイラ市中心部) | 写真3 向かって左側部分が倒壊し解体された元アルメニア市庁舎(アルメニア市中心部) |