
斜面の微細な動きを測り災害の予兆を捉える
氏名:小暮 哲也
所属:地盤災害研究部門
ここがおもしろい!私の研究
どんな研究でも調査や実験を通して数値データを取得しますが,予想通りのデータを得られることはあまりありません。これは,調査や実験方法が間違っていなければ,自分がその現象をよく理解できていないことが原因であり,新しい発見・気付きにつながるチャンスです。なぜ予想と違う結果になったか,様々な面からデータ(数字)が示す意味を考え, 理由を明らかにできた時には研究の面白さや達成感を感じます。
お宝拝見!私の研究道具
光ファイバケーブルでひずみの変化を測定

子供の頃の夢
小学生の時はプロ野球選手,中学生の時は宇宙飛行士になりたいと思っていました。
研究者になったきっかけ
小さい頃から地球科学に関連する現象に興味を持っていました。そのまま興味を持ち続けて大学に進学し,その後の進路を考えた時に研究者になりたいと思い大学院に進学しました。大学院生時には,研究意欲が低下したことがありましたが,自分の研究成果を社会に役立てられることに気付いたとき,研究活動を通して社会貢献する,という私自身の研究者としてのイメージが出来上がり,研究に集中できるようになりました。