図2 2004年7月31日から8月2日にかけての台風10号による総降雨量の等降雨量の等降雨線図。 1500mmを超える降雨が、那賀川流域の一部(上那賀長、木沢村、木頭村)に集中している。 2000mm超過の地点は、上那賀町海川。 |
図3 四国において、台風10号の降雨により発生した土砂災害の位置。 今回、調査・報告の対象とした上那賀町・木沢村・木頭村に またがる地域において発生した土砂災害を赤丸で示す。 |
写真1 木沢村の大用知地区・加州地区で発生した斜面崩壊の 様子。両崩壊によって流出した土砂は、那賀川の支流 である坂州木頭川に流れ込んだ。加州崩壊の後方 (写真右上)には、小畠地区の崩壊も見える。 |
写真2 大規模な崩壊が発生した木沢村阿津江地区。崩壊地の 上部には多数の亀裂が見つかっており、それら亀裂を 結んだ線上に位置する林道に2m近い段差が現れた。 崩壊地上部に残った不安定土塊は、 少しずつ移動しているものと思われる。 |
写真3 上那賀町白石地区で発生した斜面崩壊。 今回の災害では最も民家が集中している場所で発生した。 |
写真4 上那賀町白石地区で発生した土石流で押しつぶされた民家。 多数の家屋が被害を受けたにもかかわらず、 住民の自主避難により一人の犠牲者も出さずに済んだ。 土石流には、多量の流木が混入している。 |