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 3.8 企業等との共同研究


防災研究所と企業等の共同研究には、現時点で、「民間等との共同研究」、「受託研究」、「奨学寄付金の受け入れ」の三つの形態がある。表3.8.1〜3.8.3はそれぞれ、「民間等との共同研究」、「受託研究」、「奨学寄付金の受入れ」を、受入れ件数と受入れ金額について年度別にまとめたものである。「民間等との共同研究」については、平成9年度、11年度、12年度に各2件、平成10年度に3件、平成13年度は4件と過去5年にわたって限られたものに留まっている。「受託研究」については、平成11年度に17件、平成12年度には20件とそれまでに比べて大きく増加したが、平成13年度には10件にとどまった。「奨学寄付金の受け入れ」については、平成12年度には70件、平成13年度には73件と、微増している。 成熟社会においては、知識集約型の産業活動が重要である。とりわけボーダレスの大競争を直視せざるを得ない現代社会においては、大学と企業のミッションの差異に十分に配慮しつつ、ダイナミックな産学連携を可能とする仕組みの創案と積極的な取組みが求められよう。

表3.8.1 民間との共同研究(平成9〜13年度)
平成9年度平成10年度平成11年度平成12年度平成13年度
件数金額件数金額件数金額件数金額件数金額
28,300,00036,050,00022,564,00027,500,000413,000,000

表3.8.2 受託研究(平成9〜13年度)
平成9年度平成10年度平成11年度平成12年度平成13年度
件数金額件数金額件数金額件数金額件数金額
641,530,0001035,990,0001770,442,00020107,716,0001032,156,000

表3.8.3 奨学寄附金受入(平成9〜13年度)
平成9年度平成10年度平成11年度平成12年度平成13年度
件数金額件数金額件数金額件数金額件数金額
6078,730,0005571,129,4616265,719,8247089,136,0577383,829,600

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