京都大学防災研究所は、昭和26年に設立以来、自然災害に関する基礎研究及び災害 対策等に寄与するための応用研究を行ってきましたが、平成8年度より全国共同利用研 究所として新たな出発を図り、災害の学理と防災のための総合的な方策について研究を 推進しています。 当研究所では、災害に関する研究成果を広くご紹介するため平成2年度から公開講座 を実施していますが、今年度は「災害の予知と予測」を基本テーマとして、その現状と 将来の展望をご紹介いたしますので、一般市民をはじめとして災害に関心をお持ちの方 々のご参加を歓迎します。
1.講 座 内 容 災害による被害を軽減するためには、災害の発生を予知あるいは予測することが 重要です。土石流、津波、火山噴火及び都市の地震災害の予知・予測の現状と将来 の展望をご紹介し、 その情報の伝達と災害のマネージメントを加えて、パネルデ ィスカッションを行います。 2.実施期間・場 所 期間:平成10年11月30日(月) 場所:大阪YMCA会館(大阪市西区土佐堀1−5−6)2階ホール 受講者募集要項
場所:大阪YMCA会館
大阪市西区土佐堀1丁目5−6
Tel(06)口41−0893番(代)
経路ご案内
●地下鉄四ツ橘線「肥後橘J駅下車
3号出口から西へ徒歩7分
●地下鉄御堂筋線「淀屋橋」駅下車
4号出口から西へ徒歩13分又は
市バス88、107天保山行にて
「土佐堀1丁目」下車前
●大阪駅より市バス75鶴田4丁目行、
88天保山行にて「土佐堀1丁目」
下車前 又はタクシーにて10分
3.応 募 資 格 特に問いません 4.受 講 料 5,400円(テキスト代及び消費税を含む。) 5.募 集 人 員 250名 6.応 募 方 法 往復ハガキにて、住所(連絡先)、郵便番号、氏名、年齢、職業(勤務先)、 電話番号を明記し、また、返信ハガキに宛名(住所、郵便番号、氏名)を記入の上、 申し込んでください。 申込みは先着順とし、同ハガキにて受講手続きの通知をします。これにより所定の 期日までに受講料を郵便振替でお振り込みください。当日、会場で受講を受け付けま す。(当日、現金による受付は一切しません。) なお、募集人員を超えた場合は、同ハガキにて受講をお断りすることがあります。 7.応 募 先 〒611-0011 宇治市五ヶ庄 京都大学防災研究所 総務課研究助成掛 電話 0774-38-4010 8.応募締切日 平成10年10月16日(金) 9.応募結果の通知 10月30日(金)までに各申込者に通知します。
講 義 日 程
11月30日(月) 9:30〜10:00 開 講 の 辞 防災研究所長 今本 博健 10:00〜11:00 土石流災害から身を守る 助教授 中川 一 −土石流バザードマップに基づく避難システム− 11:00〜12:00 津波災害の予測とソフト防災 教授 河田 恵昭 −災害情報の活用と避難− 13:00〜14:00 火山噴火災害から身を守る 教授 石原 和弘 −噴火予知と火山情報− 14:00〜15:00 地震災害から都市を守る 助教授 鈴木 祥之 −建築物の性能検査制度と性能保証制度− 15:15〜16:45 パネルディスカッション −予知・予測の現状と将来について− 基調講演 大阪府副知事 金盛 弥 コーディネーター 教授 植田 洋匡 パ ネ ラ ー 助教授 中川 一 〃 教授 河田 惠昭 〃 教授 石原 和弘 〃 助教授 鈴木 祥之