見学者往来(災害観測実験センター・宇治川水理実験所)


 平成13年9月13日(木)午前10時〜12時,災害観測実験センターの宇治川水理実験所に,10名の見学者が訪れました.カンボジア,コロンビア,イラン,ラオス,メキシコ,フィリピン,ベトナム,ザンビアの気象局や水文局などに勤務する31歳〜45歳の技術者たち8名と,引率の気象庁の野村さん,日本国際協力センターの佐藤さんです.技術者たちは,国際協力事業団(JICA)の平成13年度JICA集団研修「気象学U」コースの受講者で,気象庁での18週間の研修中です。当センターの石垣泰輔および林泰一が,研究概要および実験装置の説明,降雨装置による豪雨体験(時間雨量50mm〜200mm),気象観測機器・データ収録システムの説明などを行いました.大規模な実験装置や最新の気象機器にはとても興味を示していました。見学会は好評のうちに終了し,参加者は,寺田屋や月桂冠記念館などの伏見散策の途につきました.

災害観測実験センター 石垣泰輔,林 泰一