防災研究所新スタッフの紹介・人事異動


新スタッフの紹介

地震災害研究部門 教授 田中 仁史(たなか ひとし)

 2001年4月1日付で豊橋技術科学大学より防災研究所に教授として着任しました。研究分野は、鉄筋及びプレストコンクリート構造の耐震設計法、耐震補強法、性能評価型設計法、地震被害率評価法で最近は木質構造物の耐震補強法の研究なども行っております。
過去最も長く勤務したところは、ニュージーランドのカンタベリー大学建築工学科で、1984年〜1988年と1990年〜1995年までおりました。現在も家族はニュージーランドで単身生活も7年目に突入といったところです。
趣味は、酒と数値乱数に川柳といったところです。皆様と酒を酌み交わし青春・白秋を語りあえれば幸いです。今後ともよろしくお願い申し上げます。
大気災害研究部門 助手 荒木 時彦(あらき ときひこ)

 平成13年4月1日付けで防災研究所助手に採用して頂きました荒木時彦と申します。私は京都大学大学院工学研究科建築学専攻の修士課程および同博士後期課程において,確率論・確率過程論,振動論に基づく建築構造物の地震応答および耐震信頼性に関する研究を行ってまいりました。
大気災害部門においては,従来とは異なる視点から研究を実施することになりますが,これを機会に研究の幅を広げていきたいと考えております。不慣れなことが多く,皆様にはご迷惑をおかけするとは思いますが,御指導,御鞭撻を賜りますようお願い申し上げます。
巨大災害研究センター 助手 柄谷 友香(からたに ゆか)

 平成13年4月1日付で巨大災害研究センターに着任いたしました柄谷友香と申します。略歴を述べますと、平成7年より関西大学工学部において学部、修士の6年間の世話になりました。その後、京都大学大学院工学研究科博士後期課程に入学、平成12年4月より防災研究所COE研究員としてこちらでお世話になりました。
関大での研究内容は、人と生物にやさしい海岸環境創造を目指しておりました。現在は研究内容を変更し、地域社会に潜在する防災力を定量的に評価する手法の構築に努めております。
今後も狭い分野にとらわれることなく、色々なテーマにチャレンジしていきたいと考えております。ご指導、ご鞭撻の程どうぞよろしくお願い申し上げます。
火山活動研究センター 助手 爲栗 健(ためぐり たけし)

 平成13年4月より、火山活動研究センター助手に採用されました爲栗と申します。出身は愛媛県で、弘前大学大学院理学研究科を終了後、京都大学大学院理学研究科博士後期課程に在籍しておりました。在学中は雄大な桜島火山の麓において観測、解析等を行ってきました。
現在の研究内容は主に地震動、空気振動データを用いて爆発的噴火の力学課程の研究を進めております。今後は狭い分野にとらわれることなく、火山活動全般について、より一層研究に勤しむ所存です。よろしくご指導ご鞭撻の程お願い申し上げます。

人 事 異 動

(平成13年5月1日現在)
転出
 今本 博健 教授(災害観測実験センター)停年退官(平成13年3月31日)
 島田 充彦 教授(地震予知研究センター)停年退官(平成13年3月31日)
 田中 正昭 助教授(大気災害研究部門)停年退官(平成13年3月31日)
 西   潔 助手(火山活動研究センター)停年退官(平成13年3月31日)
 北川 吉男 技官(災害観測実験センター)定年退職(平成13年3月31日)
 北原 昭男 助手(巨大災害研究センター)
->学校法人鳥取環境大学専任教員
辞職(平成13年3月31日)
転入
 大志万直人 教授(地震予知研究センター)昇任(平成13年3月 1日)
 田中 仁史 教授(地震災害研究部門)
<-豊橋技術科学大学建築工学系助教授
昇任(平成13年4月 1日)
 荒木 時彦 助手(大気災害研究部門)採用(平成13年4月 1日)
 為栗  健 助手(火山活動研究センター)採用(平成13年4月 1日)
 柄谷 友香 助手(巨大災害研究センター)採用(平成13年4月 1日)
 橋本  学 教授(地震予知研究センター)昇任(平成13年5月 1日)