白楽天の詩から見るべき対外広報委員会の理念


副所長(対外広報委員長)

田中 仁史

 京都大学の理念で は、「開かれた大学と して、日本および地域 の社会との連携を強め るとともに、自由と調 和に基づく知を社会に 伝える」、「世界に開かれた大学として、国際交流を 深め、地球社会の調和ある共存に貢献する」とあり ます。また、国立大学法人京都大学中期計画・年度 計画一覧表(16年度計画及び17年度計画素案整理表) の1-2.「研究活動面における社会との連携および協 力のための具体的方策」によりますと「大学の研究 活動や研究成果を社会に公開し、社会との連係およ び協力に努める」ともあります。従いまして、この 目標達成のため対外広報委員会があるものと考えま すが、その構成委員は、田中(仁)、千木良、戸田、 多々納、矢守、岩田、中川、平野(技)、麻田(室 長)となっております。また、その所属構成委員会 として、(1)広報・出版専門委員会では千木良先生 を委員長とし、他11名の委員が、(2)行事推進専門 委員会は、戸田(公開講座)、中北(宇治地区共通 行事)、Sidle(年次研究発表講演会)の3先生を各 担当委員長とし他12名の委員が、(3)ネットワーク 専門委員会は、多々納先生を委員長とし他6名程度 の委員が、(4)LAN管理運営委員会は澤田先生を 委員長とし、他18名程度の委員が、(5)国際交流専 門委員会は、岩田先生を委員長に他6名の委員が、 (6)図書専門委員会は矢守先生が委員長として、ご 協力いただけることになっておりますので、皆様が たにもご協力のほどよろしくお願い申し上げます。 白楽天の詩に「天平山上白雲と泉、雲白く無心に して水自ら潤う、何ぞ必ずしも山下に奔衡して去り、 更に波浪に添えて人間(じんかん)に向かわんや」 というのがあるそうですが、これが、私個人的とし ては大学研究者の理想的姿とも考えますが、それは 時代錯誤、今や世を挙げて広報の時代ということで しょう。