■その2(装置、機器関係)
地震・火山研究グループ

 図1: 広帯域MT装置本体。
400Hz-50000秒の帯域の電場2成分・磁場3成分の計測が可能。



 図2: 広帯域MT装置本体、磁場観測用コイルセンサー、および、電極セット。
この装置では400Hz-50000秒の帯域でのMT観測(電場2成分・磁場3成分)の実施が可能である。
なお、「2E」と表記された観測装置本体は、400Hz-50000秒帯域の電場2成分だけの計測が可能な装置である。



 図3: AMT(10000Hz-10秒)観測の電場2成分・磁場3成分の計測が可能な装置。
10000Hz-10秒の帯域をカバーすることができるセンサーコイル(400Hz-50000秒の帯域用のコイルセンサーより短くて軽い)を使用する。



広帯域電場磁場観測装置


MT法(地磁気地電位法)を用いて地下深部までの電気比抵抗構造推定するために使用する。電場変化を2成分と地磁気変化3成分の計5成分を同時に観測することができ、観測装置はGPS信号を基にして計測してい他点での観測と同期したサンプリングによる観測が可能。観測可能な周波数帯域は400Hz-50000秒(いわゆる広帯域と称している帯域)である。また、可聴域(10000Hz-10秒)での観測(いわゆるAMT観測)も可能。具体的な装置の構成は以下の通りである。
○広帯域MT(400Hz-50000秒)観測の計測が可能な装置が3式。AMT(10000Hz-10秒)観測も可能。ただし、AMT帯域に使用できる磁場センサーは2式である。
〇上記機器と同サンプリング間隔で収録可能な電磁場5成分・電場2成分ロガーがそれぞれ1式・3式ある。電磁場5成分ロガーのセンサーには、フェニックス・ジオフィジックス社製のインダクションコイルを用いる。なお、これらロガーは、ドイツ・メトロニクス社製のMT機器のサンプリングにも対応可。
○フラックスゲート磁力計を用いる長周期MT(128Hz-DC)観測が可能な装置が2式 。
〇簡易フラックスゲート磁力計2式についても貸し出し可能。