■その1(施設関係)
地震予知研究センター

 図1: 観測坑道内部


 図2: 観測坑道平面図
(SE1-3 は水晶管伸縮計)


屯鶴峯観測所


本観測所は、大阪府・奈良県境の二上山のふもとにあり、旧陸軍が防空施設用に掘削した地下トンネルを利用した観測施設である。地質条件は白色凝灰岩及び凝灰角礫岩で、観測施設として使用している部分はすべてコンクリート吹き付けがされてる。坑道断面は高さ約2.5m、幅約3.6mで(Fig.1)地表までの被りは平均で約30m(Fig.2 平面図)。坑道入り口には機器室がある。現在、各種地殻変動観測機器が設置され連続観測を行なっており、代表的なものは3成分水晶管伸縮計、2成分の水管傾斜計、鉛直を含む6成分の伸縮計である。伸縮計のデータは30年を越えるデータ蓄積があり、ひずみ履歴が明らかになっている。観測データは10Hzで収録され、宇治まで伝送される。現在、坑道入り口へのアクセス路が制限されているので、現地利用の節には担当者に相談されたい。