教育実施計画
今後とも、京都大学の教育の一翼を担い、教育プログラムと教育制度の整備を行う。大学院教育においては、災害調査、フィールドワーク、大型研究施設・観測所における実験・観測などを奨励し、実学としての防災研究のOJT(On the Job Training: 職場内教育)を行う。さらに、防災分野のCOE として行ってきた、米国・カリフォルニア大学バークレー校、米国・カリフォルニア工科大学、カナダ・ウォータルー大学などとの交流協定に基づく交換留学と、単位取得のための修士課程学生の派遣を一層推進するとともに、世界トップレベルの災害・防災関係研究教育機関との交流協定を積極的に拡充し、例えば、Special Program on Disaster Prevention/Mitigation Studies といったサマースクールを開講し、国際的災害・防災教育の質的・量的向上を促進する。そのためにも広報・教育活動推進のための適切な人材を広報・教育担当者として新たに雇用するとともに、教育機会の増大と効率化、研究のアカウンタビリティの向上のためのスペースをレンタルして、京都と東京にサテライト・オフィスを開設する。