京都大学防災研究所 研究集会

「巨大地震による長周期地震動と構造物の耐震性」

 

現在,東南海・南海地震等の巨大地震の発生が懸念されています.そのような巨大地震では,免震建物,超高層建築物,長大土木構造物などの長周期構造物の応答が大きくなることが予想されます.本研究集会は長周期地震動の予測,長周期地震動に対する免震デバイス,杭基礎,PC斜張橋および超高層建物などの耐震性に関して,理学・建築・土木の各分野の研究動向の把握と相互理解および情報交換を行う目的で開催いたします.聴講は無料です.奮ってご参加ください.

 

日時:2008年1月23日(水) 10:30〜17:00

場所:京都テルサ(JR京都駅(八条口西口)より南へ徒歩約10分)

  (http://www.kyoto-terr sa.or.jp/access.html)                                        

主催:京都大学防災研究所

参加費:無料 (直接会場にお越し下さい)

お問い合わせ:田村修次 准教授まで

TEL: 0774-38-4081 E-mail: tamuraATsds.dpri.kyoto-u.ac.jp

           AT=                  

 

 

プログラム

 

10:30– 10:40 趣旨説明 澤田純男(京都大学防災研究所)

 

1.「長周期地震動の予測」

10:40 岩田知孝(京都大学防災研究所)・岩城麻子・香川敬生・Petukhin Anatoly・大西良広

「近畿圏の強震動予測のための地盤・地殻速度構造モデル」

 

11:00 上林宏敏(大阪工業大学)

「長周期微動H/Vスペクトルを用いた不規則基盤面形状の逆解析と大阪堆積盆地周縁部の微動のふるまい」

 

11:20 三宅弘恵・纐纈一起(東京大学地震研究所)

「首都圏における長周期地震動予測:想定東海地震と東南海地震」

 

11:40-13:00  昼食

 

2.「長周期地震動に対する地盤・杭基礎の応答と構造部位・部材の耐震性」

13:00 澤田純男,高橋良和,西郡一雅(京都大学防災研究所)

「摩擦減衰機構を持つ集合柱による新しい耐震構造の可能性」

 

13:20 高橋良和・長瀬浩明(京都大学防災研究所)

「温度依存性に着目した滑り摩擦支承モデルの一考察」

 

13:40 竹中康雄(鹿島小堀研究室) 

「長周期地震動に対する免震建物の安全性 −鉛プラグ入り積層ゴムの熱・力学的連成挙動の解明−」

 

14:00 肥後陽介(京都大学工学研究科),澤田純男(京都大学防災研究所),香川敬生,大西良広(地域地盤環境研究所)

「長周期地震時における東大阪軟弱地盤の非線形動的解析」

 

14:20 田村修次(京都大学防災研究所)

「巨大地震における杭基礎の挙動」

 

14:40 護雅史(名古屋大学大学院環境学研究科)

「軟弱地盤に立地する大規模群杭基礎の大地震に対する耐震性能評価手法に関する研究」

 

15:00-15:15  休憩

 

3.「長周期地震動に対する大規模構造物の耐震性」

15:15 田崎賢治(大日本コンサルタント構造技術部)

「PC斜張橋の地震被害分析と長周期地震動に対する応答特性」

 

15:35 日高桃子(京都大学防災研究所)・鍾育霖・長江拓也・福山国夫・中島正愛

「長周期地震動をうける超高層建物の耐震性能検証実験」

 

15:55 吹田啓一郎(京都大学工学研究科)

「初期超高層建物の実大柱梁接合部実験による耐震性能の検証」

 

16:15 斉藤大樹(建築研究所)

「長周期地震動と超高層マンションの耐震対策」

 

16:35 林康裕(京都大学工学研究科)

「大阪の超高層免震マンションが倒壊する?」

 

16:55-17:00 まとめ 中島正愛(京都大学防災研究所)