防災研究所のWINDOW構想
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7月の所長メッセージ
防災研究所のWINDOW構想
2015年7月
寶 馨
本年5月に防災研究所のホームページを改装いたしました。京大のホームページも新しくなっています。使い勝手は如何でしょうか。さらなる改良に向けてご意見・ご提案などございましたら、広報出版企画室にお知らせください。
さて、山極壽一総長がこのたびWINDOW構想を発表されました。すなわち、大学は社会に開かれた「窓」(WINDOW)であらねばならず、そのために以下のような項目を推進したいということです。詳しくは、http://www.kyoto-u.ac.jp/window/ をご覧ください。
京都大学のWINDOW
W = Wild and Wise(野性的で賢い学生を育てる)
I = International and Innovative(海外機関・産官学民との多様な交流)
N = Natural and Noble(自然や歴史に学ぶ優れた環境を生かす)
D = Diverse and Dynamic(多様な文化や考え方に常にオープンに自由に学ぶ)
O = Original and Optimistic(常識を塗り替える発想とそれを生み出す明るい精神力)
W = Women and Wish(男女共同参画社会の実現と女性に優しい職場環境づくり)
これになぞらえて、防災研究所の WINDOWを考えてみました。
防災研究所の WINDOW(研究・教育・社会貢献) | ||
W | World-leading | 世界を先導する |
I | Interdisciplinary | 学際的アプローチ |
N | Networking | 地域連携・拠点間連携・国際連携の推進 |
D | Disaster Risk Reduction | 災害リスク軽減への貢献 |
O | Observation and Experiment | 観測実験による検証 |
W | Wisdom | 知恵の蓄積と活用 |
いずれも防災研究所にとって大変重要なキーワードかと存じます。京大のWINDOW、防災研究所のWINDOW、両方の「窓」を大きく開けて、防災・減災分野における着実な優れた研究・教育・社会貢献の役割を果たしていこうではありませんか。